石だらけの庭に芝生を張る

2022-08-15

元々、庭を芝生にしたかったが、日々の管理が難しく、妻からも反対され、自分自身も管理できる自信がなかったため、庭に砕石を敷き詰めてしまった(草が出来るだけ生えないように)。

しかし、芝生の庭に憧れる気持ちもあり、庭の一部(8㎡)に芝を植え、自分に管理が出来るか試すことにした。

芝生張りの準備

芝生に憧れてはいたが、芝生の張り方も何も知らない素人のため、まずはそこから調べてみた。

我が家の場合、庭に砕石を撒いてしまったので、その撤去も行わなければならい(これが凄い面倒だった)。

作業内容を確認し、必要なものを準備した。

作業としては、以下の5ステップを考えた。

  1. 芝選び
  2. 砕石の撤去
  3. 花壇との仕切り
  4. 土作り
  5. 芝張り

我が家の場合は、5ステップになったが、芝張りのみであれば、3ステップ(1,4・5)。

【準備したもの】

  • スコップ
  • シャベル
  • 作業用手袋
  • ふるい(砕石の撤去と土作り)
  • 土嚢袋(取り除いた石等を入れる)
  • 仕切り用ブロック(花壇と仕切るため)
  • 床土
  • 目土
  • 芝切用のハサミ(芝を切る場合)
  • レーキ(必須ではない)

1.芝選び

まずは、芝選び。

管理ができるだけ簡単な芝を調べ、「TM9」という芝生を見つけた。

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その他にも、「キリシマターフ」という芝生も管理が簡単とのことだったが、我が家の庭は日当たりがそこまでよくないため、耐陰性がより高かった「TM9」にすることにした。

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詳細な芝の比較内容は、以下のリンクを参考にしてください。

芝生の比較(TM9とキリシマターフ) 

※芝の注文時期は事前に検討が必要!
芝を植える前の土作り等の準備が必要だからだ。
私の場合は、発送元の天候に恵まれず、予定よりも2ヶ月程遅くなった(結果的には、土作り等の作業が当初の予定に間に合わなかったため、良かったが・・・)。
また、発送時期によっては、発送料+クール便の料金がかかり、芝よりも高かった。
早い時期からの準備をオススメする。

2.砕石の撤去

庭に撒いてしまった砕石を撤去する。

砕石はお金をかけて撒いているため、撤去し、他の砕石を撒いている部分に再度撒く。

砕石は土にめり込んでいたため、普通にスコップで取り除くと土も一緒に取れてしまううえに、石が土で汚れてしまった。

(作業前に写真を撮り損ねたため、途中で撮影。左側の砕石が右側まであった。)

再度、撒くにはきれいな方が良いため、ふるいで石を選り分けたら、そのまま水で洗いきれいにした。

最初は、以下のふるいが目の大きさを切り替えられ、便利と思って買ってみた。

実際に使ってみると、切り替え部分が2重になっているため、そこに石が挟まり、毎回のように石や草の根を取り除く作業が必要になり、効率が上がらなかった(石を取り除く作業以外であれば使えたのかもしれないが・・・)。

そこで、元々イメージしていたふるいを再度購入した。

こちらの方が3つの網?を使い分けでき、効率が上がった。

ふるいを替えただけで、効率が格段に上がったため、以下のふるいも購入してみた。

実際に使ってみると、土に水分があったことや一人で作業をしていたこともあり、思ったようには効率が上がらなかった。

また、長靴が必須になり(ふるいにかけた土が足に降り積もる)、立ったり座ったりを繰り返す作業をするには長靴が邪魔だったため、元の丸いふるいに戻した。

(今回の場合は、石を洗う作業も一緒に行いたかったため、洗う作業には向いていなかった)

今回、庭の一部(8㎡)の石を取り除くだけで、10時間ほどかかり、想定以上の時間がかかった(なめてました)。

3.花壇の仕切り

我が家では砕石を撒いた部分の一部に花などを植えていたため、芝を張るとそこまで芝が入ってしまうため、仕切りをしてみた。

仕切りには、以下のようなブロックを使って、芝生と花壇を仕切った。

仕切りのブロックをセットするのも意外に時間がかかった。

我が家の庭は掘っても石がゴロゴロ出てきたため、難航。

こぶし大の石もあり、スコップで大きい石にぶつかる度に、気力がダウン。

この作業にも6時間ほどかかり、芝生張りの前準備だけでヘトヘトになってしまった。

(少しまがっているけど、ご愛嬌。掘っていたらなぜか鉄筋が出てきた。建築会社が残したものか?!)

4.土作り

ここからが芝生張りの準備の本番です。

まずは、床土を購入。ネットよりもホームセンターの方が格段に安かった(300円前後)。

床土の説明に、「芝生を植える場所を7cmほど掘り、それで出た土を投入する床土と同量廃棄し、床土を混ぜ込む」ように記載されていた。

この説明書きを参考に作業を進めてみる。

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我が家の場合は、土の中に石が多かったため、石を取り除きながら、土作りをすることに。
(ここでもふるいが大活躍!)

土嚢袋を購入し、この中に取り除いた石を入れた(取り除いた石だけでいっぱいに)。

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しかし、この作業も難航。我が家の庭から石が出るわ出るわ(笑)

普通のシャベルでは石にぶつかり、地面に刺さらず。7cm掘るどころではない。

耐えられなくなり、以下の土おこしフォーク3本爪を試しに購入!

買って正解でした!

先が尖っているため、石にぶつかりながらもなんとか中に入ってくれる。

土おこしの効率アップ!


土をおこしては、ふるいにかけることを繰り返す。

この頃には、ふるいを使うのにも慣れてきたが、土嚢袋は10枚以上必要になり、土嚢袋は石でいっぱいに・・・。
(後々、この土嚢袋の処分で苦労することに・・・)

いろいろなことに手間取ってしまったため、芝の納品日に土作りが間に合いそうもないことが予想された。

苦肉の策として、土おこしが半分までしか進んでいないが、床土を混ぜ、予定の半分の面積のみ芝が植えられるように準備した。

半分の芝だけでも植え、全滅だけは避ける戦法・・・
うまくいくか・・・

5.芝張り

芝張りには、いろいろな張り方があるが、一番オーソドックスなべた張りにすることに。

(コスト面を考え、目地張りと悩んだが、目地張りの場合、目土を多く買う必要があり、そこまでコスト面の良さを感じなかったため)

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半分に芝を張り、目土を撒いてみた(少し目土が多かったか・・・)。
たっぷり水やりをし、成長が楽しみ!

残りの芝は、箱から出し、風通しの良い日陰に立てて保管。暑い時期のため、定期的に水やりを行った。
(立てずに横に置くと、蒸れや水が行き届かず、長期保存には向かないらしい)

残りの芝を張れたのは、5日後だった。

同じように土おこしし、土をふるいにかけた。

残り半分もべた張りに。

直ぐに芝を張れなかったため、元気がなかったが、何とか張ることができた。

芝の色も薄く、部分的に枯れてしまったところもあったため、心配したが、2週間ぐらいしたら区別がつかない程に成長した。

芝張りを終えて感じたのは、芝一枚一枚の厚みがかなり違うということ。頑張って整地したが、芝それぞれの厚みが違うため、凸凹に。張った後で調整した方が良かったかもしれない。

あとは、この芝をどれだけ維持していけるかだが、頑張ってみたいと思う。

Posted by yoko