芝生の比較(TM9とキリシマターフ)
庭に芝を植えるために、芝をいろいろ調べたところ、2つの芝に絞られた。
それぞれの芝について、比較してみた。
TM9とキリシマターフの比較一覧
いろいろなサイトを調べ、特徴をまとめてみた。
どちらの芝も評価が高い。
我が家の庭に適しているのはどちらか考えると、
- 日陰になる時間がある ⇒ 耐陰性が高い方が良い
- 管理がし易い ⇒ 省管理、苅込頻度、耐病性が高い方が良い
- 葉が細く柔らかい方が良い ⇒ 葉幅、葉質が高い方が良い
このことを考えると、我が家に適しているのは、「TM9」ということになります。
TM9とは
トヨタ芝刈り頻度を減らす目的で開発した高麗芝とのこと。
葉の伸びが他の芝よりも遅く、芝刈り回数が少なくて済むそうです。
また、葉も細く柔らかいため、裸足でも歩けるとのこと。
元々の高麗芝は葉が細く上に伸び、裸足で歩くとチクチクしますが、「TM9」の方が葉が若干広く柔らかい上に、横に伸びるため、裸足で歩いても気にならない模様。
出典:プロジェクト鹿児島
良いこと尽くめの「TM9」ですが、気になる記述を見つけました。
「先祖返り」という記述。
穂が実り、そこからこぼれた種が発芽すると、元の高麗芝の特徴を持った芝が成長してしまうことが稀にあるとのこと。
そのため、穂が伸びたら、穂苅りをした方が良い模様。
この穂が伸びる頻度が高く、穂刈りを毎週のようにしているとの記事もありました。
芝刈り頻度が低いのが売りですが、結局、穂刈りしないといけないのであれば、意味がありません。
この辺りは、実際に育ててみないと、穂が実る頻度と先祖返りする割合が分からないので、何とも評価できませんが、念頭に置いておかないといけないですね。
キリシマターフとは
「 プロジェクト鹿児島」オリジナルの芝で、野芝のようにダメージに強く、高麗芝のように見た目がきれいな芝生とのこと。
「TM9」同様に、「省管理」を売りにした芝になります。
「キリシマターフ」の特徴は、
- 緑が濃い
- 密度が高い
- 芝刈り頻度が少ない
です。
「TM9」と比較すると、芝の緑が濃く、繁殖力があり、踏圧に強く、暑さや病気に強いようです。
芝生に何を求めるかで、どちらの特徴を重視するかが変わるため、熟考が必要です。
また、「キリシマターフ」は、「 プロジェクト鹿児島」オリジナル芝のため、「TM9」と比較して、記事が少なく、口コミを調べても、件数が少ないです。
そのため、「TM9」のような「先祖返り」の記事は発見できませんでした(起きないのか、記事にされていないだけのなのかは不明です)。
まとめ
我が家で植える芝として、2つの芝の比較してみましたが、どちらの芝も他の芝と比較して、管理がし易い(芝刈り頻度が低い)。
そのうえで、
「TM9」は、葉質(細い、柔らかい)、耐寒性、耐陰性、耐塩性 に強み
「キリシマターフ」は、葉色(緑濃)、繁殖力、耐踏圧、耐暑性、耐病性 に強み
それぞれの芝の強みを理解した上で、植える場所に合った芝を選ぶ必要があります。
参考
試しに自宅の庭の一部に芝を張りました。
こちらに奮闘記をまとめましたので、よろしければ、参考にしてください。
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